子供が本好きになる!?時間を忘れて夢中で読んでしまう小説5選!!
皆さんは本を普段から読んでいますでしょうか?
最近はスマートフォンが一般的に普及し、スマートフォンに使用する時間が増える一方で本を読む時間というものがどんどん減っているというデータがあるようです。
とても残念なことですね(´・ω・`)
本というものは普段出会うことのない偉人たちの考え方に触れることが出来る貴重な媒体です。
スマートフォンでゲームをやるというのもたまの息抜き程度ではいいかもしれませんが、人生に深みを与えるものとしてはやはり本には及ばないことでしょう。
アイフォンを開発したスティーブジョブズでさえ、自分の子供にアイフォンは与えなかったというんですから、人生における創造的な時期に本はたくさん読むべきなのです。
研究では、本を読む量と生涯所得には正比例の関係があるみたいですよ。それだけ本を読むということは人生において重要なことなのです(`・ω・´)
今回は私が独断で選ぶ、「子供を本好きにする、時間を忘れて夢中で読んでしまう小説5選」を紹介します。
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子供を本好きにする、時間を忘れて夢中で読んでしまう小説5選
おすすめ1:TUGUMI(吉本ばなな)
TUGUMI(つぐみ) (中公文庫)
まず最初は「TUGUMI(つぐみ) 」です。作者は吉本ばななさんという国語の教科書や便覧にも登場し、世界中でも売れている作家です。
国語の教科書に載るというと、難解な本を書くイメージがありますが、「TUGUMI」に関しては子供でも親しみやすいわかりやすい内容となっています。
特に中学生や高校生くらいにオススメな一冊です。
つぐみは病弱なのに破天荒な女の子。そんな彼女に周りの人たちは振り回されながらも、つぐみという少女を愛してやまない心温まるハートフルなお話です。
一番最初にこの本を読んだのは高校生の時。吉本ばななさんの特徴である、美しい情景描写やつぐみという少女の魅力にどっぷりはまって時間を忘れて読んでしまいました。
私はもうこの本を5回くらい読みました。それくらいお気に入りの一冊です。
高校生の多感な時期にこの本に出会えたのは幸せでした。私は田舎育ちだったので、高校生の頃はよく友達と河原で花火をしたり、星空の下公園でずっと話をしたりしていました。
何とも言えない夜の雰囲気が大好きだったんですよね。TUGUMIはそんな説明のつかない夜の雰囲気を丁寧な調べで紡いでくれていて、そこは特に大好きな部分ですね笑
おすすめ2:きみの友だち(重松清)
次に紹介しますは「きみの友だち」です。この本の作者はこれまた吉本ばななさんと並んで国語の教科書や便覧に登場する作家です。
重松清さんはいじめや家族をテーマに扱ったものが多いのですが、「きみの友だち」はタイトルのとおり、友達をテーマに扱った小説です。
この小説も中学生以上におすすめな小説です。私は高校生の時に読みました。
この小説は小学生の頃の事故が原因で足が不自由になってしまった恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんを中心とした物語。様々な悩みを抱えた登場人物が恵美ちゃんと由香ちゃんの強い絆に触れ、成長していく姿が描かれています。
恵美ちゃんの人間感が一番分かる、私の好きなシーンを引用しましょう。
「西村さん(友達関係で悩んでいる子)は、友だち、たくさん欲しい人でしょ」
君が答える前に、恵美ちゃんは「わたしは違う」と言った。「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」
由香ちゃんのこと―――だろうか。
「一生忘れたくないから、たくさん思い出、ほしい」
恵美ちゃんは空からきみに目を戻して、つづけた。
「だから‥‥‥『みんな』に付き合ってる暇なんてない」
最近はSNS疲れなんて言葉もあるくらいですからね。たくさんの人とつながることができる反面、たくさんの人間関係に疲れてしまっている人や煩わしく感じている人も多いのではないでしょうか。
恵美ちゃんの強さは自分にはできないと思いつつ、憧れてしまう部分がありますよね。
この小説は物語が進むにつれ、哀しい予感がどんどん近づいて来るのが分かり、先を知りたくないのにページをめくる手が止まらないという現象が起きることでしょう笑
最後は涙なしでは読めません゚(゚´Д`゚)゚
私は海外から日本に帰ってくる飛行機の中で、友人の女性にこの本を貸したのですがその女性はどんどん読み進め、最後には飛行機の中でひと目も憚らずに泣いてしまっていました。
そのくらい、心に訴えてくる小説なのです。
おすすめ3:赤毛のアン(モンゴメリ)
続いての作品は「赤毛のアン」です。カナダの作家であるルーシー・モード・モンゴメリさんの作品です。
赤毛のアンは誰でも一度は聞いたことのある名作ですよね。
私は残念ながらこの本を読んだのは大人になってからです(´・ω・`)
中学生時代に読みたかったなぁ、と感じさせる本になっています。なんせ、アンはとっても妄想力というか想像力のある女の子なんです。何でもないような並木道や池も、アンからしたら「歓喜の白路」や「輝く湖水」という名前になります。アンは感受性豊かなので、どんな風景でも美しく見えるのです。
なんか素敵ですよね。大人が読んでも忘れていた子供の想像力というものに触れている気になれるのでとてもオススメですよ。
子供もアンの想像力に触れたら、自分の家の近くにある公園に名前をつけたり、夕焼けの景色を息を呑むくらい感動してみているなんてことになっちゃうかもしれません笑
おすすめ4:永遠の0(百田尚樹)
4つ目の作品は「永遠の0 」です。百田尚樹さんの書いたベストセラー本ですね。累計発行部数546万部という怪物小説ですね。あまりにも有名なので読んだ方も多いのではないでしょうか?
百田さんの本の特徴はなんといってもその情報量の多さです。
とにかく調べ尽くしてから書くので、内容の濃さがすごいんですよね。永遠の0の主要参考文献を見てみたら28冊書いていました。一冊書くのにこれだけ読むんですからすごいですよね・・。
永遠の0は私的には物語が面白いというよりかは、知的好奇心を刺激される面白さがあります。
小説でそのように思ったのは初めてでした。百田さんの本はどれも圧倒的な取材をもとに書かれているので、ほかの本もとても面白いです。
中学生以上であればハマることができるでしょう。
是非ともこの情報量が織り成す臨場感を味わってもらいたいですね。
おすすめ5:くちぶえ番長(重松清)
おすすめの最後は「くちぶえ番長」です。「きみの友だち」に続き、重松清さんの作品2度目の登場ですね。どれだけ重松清さん好きなんだよっていう笑
上のおすすめ4作品は、ちょっと小学生だと読むの大変かなと思ったので最後に小学生でも簡単に読めそうな本を選びました!
小学4年生という小学生向け雑誌に連載されていた小説なので、間違いなく小学生でも読みやすいはずです。
主人公は転校してきた小学生の女の子「マコト」。
「私の夢はこの学校の番長になることです」なんて登場をするんですからかっこいいですよね。
いじめは嫌い。弱い者いじめを見て見ぬふりする人も大っきらい。そんな正義の味方な女の子と気弱な性格のぼく「ツヨシ」の物語。
こんな女の子がもしも同級生にいたら、小学生の時は「好き」ということが分からなくても、大人になって振り返ると「自分はマコトちゃんのこと好きだったんだよなぁ」と振り返っちゃいそう笑
さいごに
本当はハリーポッターも入れたかったんですがシリーズものってその量(ページ数)に圧倒されて読む気が失せるのではないかと思ってやめました笑
子供を本好きにする上で大事なことは、親が本を読む姿を見せてあげることだそうです。
実際に自分が本を読んで、子供に勧めたりしたらいい親子関係も築けそうですよねヽ(´▽`)/
是非とも小さいうちから子供を本好きにして、創造的になる教育をしてあげるようにしましょう!
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