ダイエットで辛い食事制限をするよりもとにかく野菜を摂れ!
ダイエットを行う上で大事なことはとにかく食事制限と運動です。今回は食事制限に関連したお話をさせていただきます。
私は現在ダイエット中なのですが、高校生くらいの頃から頻繁にダイエットはしていました。太っていたわけではないのですが、学生の頃は柔道をやっており、柔道は体重別の競技であるため、痩せる必要があったのです。
柔道では直前に水を飲まないようにしたり、10日前くらいから急激なダイエットをする人もいましたが、そういったダイエットは試合のパフォーマンスに影響します。なので私は1ヶ月半前くらいかけて6~7kg痩せるようにしていました。
柔道家からすると気長なダイエットなのですが、普通の人からすると、これでも急激なダイエットですよね(笑)
体力が有り余っていた高校生時代、運動をするのは苦ではなかったのですが、辛かったのは食事制限です。
食べ盛りの学生には地獄の日々でした(ちょっと盛ってます笑)
普段であれば午前10時くらいにはお弁当を食べており、お昼時間は学校販売のパンを食べていました。そこから食事制限をするとなると、私からすると絶望です。
お腹が減るのはストレスが溜まります。授業中もお腹が減って集中できないですし、寝る前もお腹が減って眠りづらいです。
そしてなんとかできないかと思い行ったのが、とにかく野菜を取る量を増やして満腹感を得るというダイエットです。
満腹感があるとダイエットを終えたあとの開放感から、ついつい食べすぎてリバウンドしてしまうということも起こりづらくなるのでオススメです。
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食物繊維が糖や脂質の吸収を抑えるという理論は理に適っている
私は1日1回飲むだけといったダイエットや楽してダイエットというような話は基本的に信じていません。
そういうものは大体、楽してダイエットをしたいという顧客心理につけこんだダイエット方法です。ろくなデータもとっておらず、痩せたと錯覚させるものも多いです。
(関連記事:ダイエットには食事制限と運動が必要であることを理解しよう)
私は腐っても旧帝国大学の大学院で研究をやっていたので、そういったものを見る目は厳しいんです。
ただ、そんな私がある程度効果があるだろうというダイエット方法があります。効果があるし、しかも満腹感も得られるのでストレスも溜まりづらいというまさに夢のよう(?)なダイエットです。
どんなダイエット方法かというと・・
とにかく野菜を多く摂るというダイエットです。
これは、摂取したカロリーの吸収を抑えるという効果を狙ったダイエット方法です。
ダイエットを成功させるためには一日の摂取カロリー < 基礎代謝+運動の消費カロリーとする必要がありますが、実際は一日の摂取カロリー = 基礎代謝+運動の消費カロリーでも痩せていきます。
イコールだからプラスマイナスゼロなのではないか思う方もいるかもしれませんが、摂取したカロリーはすべて吸収されるわけではありません。体内にカロリーが吸収されないまま排泄物として出てしまう分もあるのです。
ネットで調べると、摂取したカロリーはすべて吸収されるなんて書かれた記事もありますが、そんなことは絶対ありません。
それが嘘だということは、皆さんは生きてきた中で経験しているはずです。
少し汚い話になってしまいますが、コーンやゴマを食べた次の日のことを思い出してみてください。
特によく噛まない人にありがちなのですが、そういった食べ物が原型を保ったまま排泄物として体外へ出てきています。コーンは野菜かもしれませんが炭水化物の多い食品ですし、ゴマなんて絞ったらごま油ができるくらい油脂を含む食品ですが、それら糖類や油脂が消化されないまま排泄されたのです。
これは何故かと言うと、コーンやゴマを覆うようにして存在している食物繊維の膜(セルロース)のおかげです。
人間は牛のような草食動物と違い、セルロースを分解する酵素を体内に持っていないので、食物繊維に覆われた食品というものを分解するのが困難なのです。
つまり、たくさんの食物繊維を含むような野菜と一緒に糖や脂質を摂取すれば、カロリー摂取の邪魔をしてくれるわけですね。
焼肉屋さんでよくサンチュで肉を巻いて食べますが、あれはとても理に適った行為なんですね。
他にも摂取したカロリーはすべて吸収されることは嘘だという例として、フードファイターの例も挙げられます。
フードファイターは我々常人からしたら考えられないくらいたくさんの量のご飯を食べます。平気で10kgといった量を食べているんですから驚きですよね(^_^;)
さて、そんなフードファイターですが、それだけ食べているんだから太っているのかというとそんなことありません。有名なギャル曽根ちゃんだったり、アンジェラ佐藤といったフードファイターは見た目はとてもたくさん食べるようには見えない華奢な体をしています。
ならばさぞ基礎代謝が高くて、摂取したカロリーよりも多くのカロリーを消費しているのかというとそんなことはありえません。基礎代謝は筋肉量にほぼ比例するものなので、彼女らのような小さい体の基礎代謝はたかが知れています。
つまり、結局は彼女らは食べたものを吸収していないのです。
昔テレビでフードファイターがご飯を食べたあと、ご飯はどのように体内を移動しているのかを撮影したものを見ました。撮影に応じたそのフードファイターの場合、常人と比較して食べたものが胃に溜まる時間が圧倒的に少なかったのです。
普通は胃が食べ物の受け皿となっており、そこに食べ物が落ちてくると胃酸で分解されるはずなのですが、その工程が丸々飛ばされていたわけですね。
体は胃酸以外にも膵液や胆汁のような消化液があるので、その後すべて分解される可能性もないわけではないですが、やはり消化の一つの工程を飛ばしているということはかなりカロリーの吸収率が悪くなっているはずです。
こういった知見から、野菜の食物繊維により食べ物の吸収率を悪くすれば、カロリー消費は抑えられるということがわかります。
とにかく野菜を食べれば糖類や脂質の吸収率が悪くなっていくので、好きなだけ食べても大丈夫とは言えませんが、少しくらいならダイエットにそこまで影響はないでしょう。
全く食べないのと、食べられるのではストレスが全然違いますよね(^^)
またご飯も玄米にすると更にダイエット効果は高いです。玄米もゴマやコーンと同様、食物繊維の膜で囲われていますからね。
このダイエットは私にはとても向いていました。食べられないというストレスが無いですからね(^^)
ダイエット期間中は毎日キャベツやもやし、きのこ類にレタス、ブロッコリーといったカサのある野菜を買ってきて食べていました。
そして、野菜をたくさん食べているうちに満腹中枢という満腹をつかさどる神経が刺激されるので、自然とカロリーの高いものを食べなくても満足がいくようになりました。
食物繊維を摂ると他の栄養素も吸収しづらくなってしまう
注意点として一つ覚えておいてほしいことがあります。この記事ではまるで消化の悪いものを摂取するのがいいことのように書いていますが、悪い側面もあります。食物繊維を摂ると糖類や脂質のようなカロリー成分以外にもビタミンやミネラルといったものも吸収しづらくなってしまいます。
当然のことながら、選択的に糖類や脂質の吸収を抑えてくれるわけではないのです。
過度に食物繊維を取りすぎるというのも危険なことです。頭がボーッとしたり、普段より肌が荒れてきた、体調が悪くなったというのであればそれはダイエットのせいかもしれません。すぐに辞めるようにしましょう。
何事も程々が重要です。
さいごに
今回は野菜をもりもり食べて糖や脂質の吸収を阻害するというダイエットを紹介させていただきました。
冒頭で私は1ヶ月半ほどで6~7kg痩せていたと言いましたが、ここに書いてあるような食事制限だけで痩せたわけではありません。
毎日辛い柔道の練習の後に水泳で1km泳ぐというのを続けていました。
なので食事制限だけで簡単に痩せられるほど、ダイエットの道のりは楽じゃないということは十分認識しましょう。
ダイエットは運動と食事制限を合わせてやることで、健康的にできるのです。
過度なダイエットは長続きしません。もし成功したとしても、反動でたくさん食べてしまい結局は元通りです。
長期的な視野を持ち、無理のないダイエットを心がけるようにしましょう。
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